センター通信より

ボランティア紹介


「大村声の会」に入会して

大村音訳「声の会」 J・T


 私は長崎県民になって十数年ですが、本籍地である大村には幼少期の懐かしい想い出があり、大好きな古里です。
 その後、進学・就職の関係で東京暮らしが長く、大村の母が倒れたため早期に退職、帰省しました。そうした事情から、 余暇とも言うべき時間が自ずと生まれ大学の非常勤講師や文芸関係の編集を仕事としていましたが、母が亡くなり、 しばらくは体を休めていました。
 そんな時思い出したのが、視覚障害者のためのボランティア活動でした。
 私は大学生の頃に少しでも早く社会との接点を持ちたいと考え、盲学校の男子中学生の家庭教師をしていました。 幸い彼は早稲田大学に進学、神奈川県庁に就職と本人の希望どおりの道を歩んでくれました。 以来、長い付き合いが続き、一昨年には、二人の還暦と古希を同時に祝う食事会を開きました。
 さらに私は、それを区切りとして「大村声の会」に入会し、三十数名の会員の皆様と大村市の広報などを「音訳」する活動を 行うようになりました。 まだ二年間の実績ですが、リスナーさんのお顔を想像しながらの声出しに励んでいます。
 私のボランティアとの関わりは、前記のような若い頃の家庭教師や、視覚障害者の介助活動でした。 しかし、現在の思いとしては、様々な人生経験をされた「お仲間」との助け合いも大事であり、他のボランティア活動も含め、 日頃から何かを学び良い刺激を受ける機会になればと願っています。 私が改めて言うことではないかも知れませんが、シニア・ボランティアは、社会と再び繋がるための「開かれた扉」だと思うのです。


以上