センター通信より

ボランティア紹介


こころ寄せて声の便りを

音訳ボランティア「やまびこ」 M.W


 私達、「やまびこ」は、視覚障害のある方々に、月に一度、声のお便りを届けています。 主に、西海市の「広報さいかい」全ページをメンバー皆で分け合い丁寧に読み上げ、最後に、それぞれの近況や感じたことなどを 「ひだまり」と称して録音しています。 利用者の皆さんにとって、その「ひだまり」を聞くのも楽しみにして下さっているようです。 年に一度の交流会では、声で誰かわかられるみたいでお互いに話がはずみます。
 私は今つくづく感じています。 音訳ボランティアを、最初は誰かの為にと思って始めましたが、今や、自分の為になっていると。 それは、市の情報を私自身も改めてよく知る、漢字や地名などの読み方を確認する、そして何より、声に出して読む、日常生活の中で、 2時間ほど音読に集中する、そんな時間が、私にとって、とてもいい時間になっていると思うのです。
 現在、AIとか機材が、書物を簡単に読んでくれるようになり、すごいですね。 とても有難いことだし、そのような便利さを利用していくのも有りかなとも思えますが、プロではない私達の個性ある声や読み方に 愛着を感じて聞いて頂くことで、目には見えなくても繋がりあえる温かいものがあるとしたら嬉しいですね。

 平成12年に、県の職員として、福祉関係にお務めだった小曽根(こぞね)ユキさんが地元で、このボランティアを始められ、 それを引き継ぎ、平成22年には「やまびこ」として、会長有川あけみさんのもと活動が続いています。 現在メンバーは10名、私はまだまだ新参者ですが、この音訳ボランティアの始まりの時に、改めて思いを馳せ、 その心を受け継いでこられている皆さん達と一緒に、これからも楽しく活動を続けていけたらと思っています。


以上