センター通信より

ボランティア紹介


春の息吹に翻弄されて

佐世保音声訳の会 C.Y


桜の花もいつのまにか散ってしまい、風薫るこの頃。
 60を過ぎた頃から季節は足早に移って行き、なんだか置いてけぼりの毎日です。
実家の庭の雑草もあっという間に『ジャングル状態』。膝丈ほどに伸びた細長いカヤの葉が風に揺れる様子などは、見ようによってはそれなりに 風流なのですが、この荒れ果てた庭の状態では「何とかしろよ」と人様に指摘されるに決まっています。
 「私、草まけするの」と言って自宅のガーデニングも一切やらず、夫が植えた可愛い鉢植えの花を愛でるだけという楽ちん極まりない状態から、 実家の庭の手入れを余儀なくされて憂鬱で、憂鬱で…
 しかし、放っておくわけにもいかず一念発起。量販店で除草剤を買って庭中撒いてやりました。
ふっふっふ、風にそよぐ 緑の葉っぱたち、ごめんよ。悪いけど茶色に枯れていってくだされ。
 で、2週間後実家に行ってみると「えーっ、一向に変色してないじゃない!」
雑草たちは、緑色のまま風にゆらゆら揺れています。まあ、なんて風流…。
いやいや、それじゃ困るんだ。枯らしてからいっぺんに引っこ抜くつもりなんだから!
で、カヤに手をかけ引っ張ってみた。『するん』… 緑色をしているものの力も入れずに引っこ抜けた。
やった、 除草剤ちゃんと効いてた!良かったあ!
 これから1週間ごとに庭を少しずつ整えてやろうと意気込んでいる最近の私です。
庭が綺麗になったら、それを眺めながら清々しい気持ちでやる音訳ははかどるかしら。
皆様 乞うご期待です(笑)



以上