点字図書
新入図書紹介
1. 天王寺忠義 北近江合戦心得 4 井原 忠政 全4冊
武田家との決戦を終え、晴れて士分となった与一郎。だが、肩は壊すわ、主秀吉の労作安土城を貶すわの失態続きで評価を落とし、秀吉の実弟、秀長の直臣に移籍するはめに。そんな折、本願寺顕如が再起し…。
2.盗っ人長屋 大江戸秘密指令 6 伊丹 完 全4冊
貧相な幇間が、貸家札も出ていないのに空き店を貸してほしいという。一方、長屋の徳次郎が、小姓の時に情を交わした奥女中と再会。今は商家の内儀だが、亭主が博奕にのめり込み、商家は火の車だといい…。
3.京都祇園もも吉庵のあまから帖 10 志賀内 泰弘 全4冊
幸せになる資格がないと過去を悔いる女性、心が離れた夫婦…。もも吉が営む甘味処もも吉庵には、今日も悩みを抱えた人々が訪れ…。
4.関ケ原仁義 中 三河雑兵心得 16 井原 忠政 全3冊
家康の危機を身を挺してかばい、九死に一生を得た茂兵衛。傷が癒えた頃、会津征討の陣触れが。その矢先、石田三成挙兵の報が舞いこむ。家康は北上を中止し三成を討つことを決意。茂兵衛は東海道を西へと奔る…。
5.刑事弁護人 上 薬丸 岳 全5冊
ホストの怜治の撲殺死体が見つかった。被疑者の涼香は現職の警察官で、怜治の店の客だった。凛子は涼香の弁護人となるが、怜治の暴行に抵抗して殴打したという涼香の供述に綻びが目立ちはじめ、2人の過去の因縁に注目し…。
6.刑事弁護人 下 薬丸 岳 全5冊
怜治の前科を探るうち、凛子は弁護人解任を通告される。虚偽の供述に理由があると感じた凛子は、涼香が一人息子の響を亡くした4年前の出来事に辿り着く。ホスト殺害の裏に潜む幼児への残忍な性的虐待事件の真相とは…。
7.てきてき 浪華のおなご医師と緒方洪庵 鷹井 伶 全3冊
人気作家三浦綾子から全幅の信頼を置くと公言された、若き友人・村田和子。綾子の最期の瞬間まで傍らに付き添った彼女が、三浦綾子の1922年の誕生から、1999年に亡くなるまでの77年の生涯を書き記す。
8.三谷幸喜 創作を語る 三谷幸喜,松野大介 全4冊
希代のクリエイター・三谷幸喜が自身の仕事と半生を振り返りながら「古畑任三郎」や「やっぱり猫が好き」など、1988年〜2013年に手がけた作品の舞台裏を語る。
9.ミスター・チームリーダー 石田 夏穂 全2冊
係長に抜擢された後藤はボディビルの選手でもあり、大会に向けて減量期に入っていた。部内の人材の無駄に切り込み、組織の代謝を上げると減量も進むことに気づき、チームの脂肪除去に驀進し始める…。
10.片付かないふたり 村崎 なつ生 全4冊
片付けコンサル会社で働く憂は、無駄なく効率よく生きるが信条の上司に心酔するあまり無駄な家具も恋人も捨てた。ある朝目覚めると部屋に見知らぬ青年・すずりがいた。すずりに「おれを片付けて」と依頼された憂は…。
11.そして少女は、孤島に消える 彩坂 美月 全5冊
無人島で行われる映画の主演オーディションに集まった5人の少女たち。台本に描かれていたのは、彼女たちが何者かに襲われ、1人ずつ血に染まっていく物語だった。演技はやがて現実となり始め…。
12.すべての木は花を咲かせたい き子 草花 全1冊
アメジストのような孤島の夢、自分の中にいるもう一人の自分、生き別れた妹との再会、そして林業。さまざまな苦悩に向き合いながら、自分の生きる道を見つけていく主人公の成長の軌跡を描いたファンタジックな物語。
13.五十八歳、山の家で猫と暮らす 平野 恵理子 全3冊
母を亡くして始めた山での暮らし。虫との邂逅、鳥の来訪、庭造り、厳冬ならではの妙。人気イラストレーター・平野恵理子が、四季を追いかけながら、ひっそり愉快に、ひとりを楽しむ日々を綴る。
14.君に贈る15ページ 三秋縋,佐野徹夜ほか 全3冊
読んだ後にはっ!と世界が変わる! トキメキ、切なさ、衝撃、ワクワク…すべてを詰め込んだ全15編を収録。
15.ヴァイパーズ・ドリーム ジェイク・ラマー著 加賀山卓朗訳 全4冊
1961年、ニューヨーク。ジャズ全盛のハーレムで最も怖れられる麻薬密売人クライドはその日、自身が犯した殺人を後悔していた。自責の念に沈むさなか、ジャズ界の庇護者パノニカから3つの願いを訊かれ…。
16.ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体 ジェス・Q.スタント著 唐木田みゆき訳 全6冊
ミセス・ワンは、自らが経営する中国茶専門店で身元不明の死体を発見する。犯人は現場に戻ると考えたワンは、事件現場に現れた若者たちをとっつかまえては中国茶と絶品料理をふるまい、真実を聞き出そうとするのだが…。
17.沈黙 アン・クリーヴス著 高山真由美訳 全8冊
患者救済組織の所長であるナイジェルの遺体が発見された。捜査を指揮するマシューは、ナイジェルが自殺した青年マックを調査していたことを知る。マックは精神科病棟を退院後、自殺を教唆するサイトにアクセスしていて…。
18. 河を渡って木立の中へ ヘミングウェイ著 高見浩訳 全6冊
第二次大戦後数年を経たヴェネツィア。アメリカ陸軍大佐キャントウェルは、貴族の娘レナータに戦争の真実を語り…。歳の離れた愛しい人、戦争の不条理、迫りくる終焉のとき。著者自身を投影して描いた、愛と死の物語。
19.災害とデマ 堀 潤 全4冊
被災地の本当のSOSを埋もれさせないために何ができるのか? 10年以上にわたり災害取材をしてきたジャーナリストが、SNSにはびこるデマの実態と、それに対抗する術を探る。
20.日本、ヤバい。 モーリー・ロバートソン 全4冊
激変する世界情勢、衰退が進む日本社会、どうすれば国家を自分を変えられるか。日本の問題をやさしく読み解き、グローバル化する社会の中でチャンスをつかむ方法を説く。
21.教育は遺伝に勝てるか? 安藤 寿康 全3冊
「トンビがタカを生む」は遺伝学で説明がつく。遺伝で受け取った素材を存分に引き出し、伸ばし、自信をもって生きていくために効果的な教育のかたちを科学的知見から明らかにする。
22.自己肯定感は高くないとダメなのか 榎本 博明 全2冊
自己肯定感は、何とか納得のいく生き方をしたい、と心の中で格闘しながら生きていくことで、自然に高まるものではないか。自己肯定感について考え、若者が成長するために大切にすべきことを伝える。
23.早合点認知症 内田 直樹 全3冊冊
偏見や誤解により、実際と大きくズレている認知症観。治療できる認知症の見逃しや誤診を防ぐ方法、実効のある予防や備えなど、認知症の実際や正しい知識を伝える。
24.ごみ収集の知られざる世界 藤井 誠一郎 全4冊
ごみはどう集められ、どう処理され、最終的にどこへ行くのか。災害時に大量に発生するゴミの対処法は。自ら体験することで見えてきた、ごみ処理の奥深い世界を紹介する。
25.65歳からは、お金の心配をやめなさい 荻原 博子 全3冊
お金の心配を誘発する国やマスコミの闇を大暴露。さらに、お金との付き合い方や節約術、注意すべき投資商品、資産の棚卸しとお金が貯まる仕組みづくりなど、老後を豊かに暮らすための心構えを伝える。
26.おあげさん 油揚げ365日 平松 洋子 全3冊
母のひろうす、愛しの松山あげ、きつねうどん誕生秘話、江戸時代の油揚げ、対談、日々の使えるレシピ…。油揚げのことばっかりを書いた29編の偏愛エッセイ。
27.猫とわたしの東京物語 新美 敬子 全1冊
東京の中にわたしを探したら猫がいた…。犬猫写真家となった過程、名古屋から出てきた時に東京の猫たちが癒してくれたことなどを綴った写文集。
28.やさしい日本語ってなんだろう 岩田 一成 全3冊
在住外国人の増加や多国籍化が進む社会。身近な言葉も別の立場から見ればむずかしい。相手に合わせてわかりやすく伝える日本語、やさしい日本語を通じて、コミュニケーションのあり方を考える。
以上